首元に紫外線が当たるとどうして黒ずみができるのか?

紫外線

首まわりの紫外線ケアを怠った時、気づけば黒ずみができていた経験はありませんか?実は紫外線は黒ずみのもとの一つです。

ここではどんな紫外線が黒ずみのもととなるか、また紫外線を肌が浴びることによって黒ずみが生まれるメカニズムを紹介します。

紫外線A波が首まわりの黒ずみのもととなります

まず紫外線は波長の長さによって性質が変わってきます。波長の長い順に「紫外線A波(UV—A)」、「紫外線B波(UV—B波)」、「紫外線C波(UV—C波)」とあります。そして黒ずみのもととなるのは紫外線A波です。

紫外線A波は波長が長いため、肌の奥にまで届きダメージを与えます。皮膚の表皮のまた奥にある、真皮層にまで紫外線A波は到達することができ、肌にとって重要な成分コラーゲンやエラスチンなどの線維を変性させてしまうこともあります。紫外線A波が皮膚に与えるダメージは大きいということです。

また紫外線A波は窓ガラスを通過することができます。紫外線は屋外にいる時に浴びるものというのが多くの人が持っている認識だと思います。しかし違いいます。紫外線A波は波長が高いため窓を通過することが可能です。

最近では紫外線A波を通過させない窓ガラスなどもありますが、自宅の窓ガラスがそうでないなら、日焼け止めの効果もある乳液やクリームを洗顔のあとに塗ることをおすすめします。

また太陽の出ていない曇りの日に紫外線対策をやめてしまう人もいますが、紫外線A波は曇りの日にも浴びてしまいます。雲の厚さにもよりますが、60〜70%ほどは地上にまで届いているようです。

紫外線が黒ずみをつくるメカニズム

つづいて紫外線が黒ずみをつくるメカニズムについて詳しく紹介いたします。

紫外線A波が肌の奥、真皮層にまで届くと、肌は深いダメージを受けます。そして皮膚の表面が紫外線によって炎症を起こすのを食い止めるため、メラノサイトでメラニン色素がつくりだされます。メラニン色素には紫外線を吸収する働きがあり、肌を守る作用があるからです。

しかし紫外線の刺激は肌にはとても強いため、メラニン色素は過度につくられてしまいます。すると通常は肌のターンオーバーがやってきた時に全て外に出されるメラニン色素が一部は排出されず肌の奥に残ってしまいます。この残ったメラニン色素が黒ずみになるのです。

また強い紫外線を浴びたり、長時間紫外線を浴びる環境にいたりすると、肌の表面を守るためにターンオーバーが通常よりスピーディに変速します。すると古い角質も肌に溜めてしまう状態、「角質肥厚」になり、ターンオーバーがうまくいかない肌になってしまいます。

紫外線は黒ずみのもと、ということを忘れないようにしてこまめに首まわりの紫外線ケアを行ってくださいね。